私は、2023年度前期の保育士試験に合格し、保育士の資格を取りました。
市販されているテキストを購入して勉強し受験した、いわゆる「独学」合格です。
しかし、一発合格ではなく、最初の挑戦で筆記試験を2科目落とし、2度目の挑戦で無事合格。
日々の家事と子育て、パートにとバタバタしている私でも、時間をかければ何とか合格できたので、
これから挑戦してみようかなと思っている方の参考になればと、おすすめの本や勉強法などを紹介します。
↓この記事を書いたのはこんな人
言葉を育むお手伝いをする言語聴覚士。「てんとう虫の子育てブログ」でおうち学習に役立つ手作り教材・おもちゃ等を発信中。
最新の手作りおもちゃは
Twitter(@tenblo10)、Instagram(@tenmama10)で紹介しています。
保育士資格とは?
保育士は、児童福祉法に規定されている専門的知識と技術をもって、おもに児童の保育等を行う国家資格です。
保育士資格を取得するルートには、①指定保育士養成施設を卒業、②保育士試験に合格、の2つがあります。
保育士を取ると、どんなことに有利?
私が保育士資格を取ろうと思った一番の理由は、求人の多さでした。
言語聴覚士の求人数と比べて、短時間勤務の求人があるのと、自宅から近い職場が多いことで、現在フルタイムで働くのは厳しい私にとっては、保育士資格の方が働きやすいかなと思ったんです。
また、子ども分野の言語聴覚士として非常勤勤務を始めていたので、学び直しにもなると思い、挑戦してみました。
一度、あなたの住んでいる地域と「保育士」「求人」で検索してみてください。
保育業界はどこも人手不足なので、こんなに?というくらい求人が出てくるかと思います。
受験科目と合格ライン
保育士試験では、筆記試験と実技試験が行われます。
実技試験は、筆記試験で全科目合格をしなければ受けることができません。
保育士試験の筆記試験
筆記試験は、全9科目で、2日に分けてマークシート方式で行われます。
合格ラインは、各科目6割以上。
※「教育原理」と「社会的養護」は合計で6割以上ではなく、それぞれ6割以上で合格。(通称ニコイチと呼ばれています)
実技試験
実技試験は、筆記試験をすべて合格した後に受験します。
「音楽に関する技術」「造形に関する技術」「言語に関する技術」の3分野から、2分野を選択して受験します。
※私はピアノやギターは弾けないので、「造形」と「言語」を選択しました。
おすすめの参考書と問題集
今回、私を保育士試験合格に導いてくれた本をご紹介します!
私が購入した参考書と問題集はこちら↓
筆記試験については、この2冊と無料ダウンロードできる過去問(後述)で勉強しました。
この参考書の一番のおすすめポイントは、要所要所で漫画が出てくること!!
私は、ぜ~んぶが文字だと読む気が失せてしまうんですが、漫画があると多少やる気がなくても読める(*´з`)
そこが気に入って、この参考書にしました。
結果、大正解!!
大切なことや覚えにくいことも、漫画になっているとイメージしやすく、記憶に残りやすかったです。
私が実践した、勉強方法
私は、言語聴覚士と保育士、2つの国家資格を持っているのですが、試験勉強で大切にしているポイントがあります。
それは、「アウトプットすること」。
前述した参考書を読むのにかける時間は最小限にして、最初は全然分からなくても、とりあえず問題を解いていきます。
参考書を読んでいると、何だかとても「勉強した気」になるんですが、実際に問題を解いてみると思っているほど記憶として定着していません。
これは英語学習にも通ずるのですが(著者はアメリカに住んでいた経験あり)、いくら英文を読み込んでも思ったほど喋れるようにはなりません。
でも、一度、会話の中で自分の口から出た英語は、定着しやすい。一度でもアウトプットすると、その英語は「自分の言葉」となって使えるようになるんですよね。
なので、私のおすすめ勉強法は、
①参考書はざっと概要を理解するつもりで流し読みする。
②とりあえず問題集や過去問を解いてみる。
③分からなくて「う~ん」と悩み、考えてから答えを調べる。
④間違えた箇所は、ノートに一問一答のようにして書き出していく。
④で書き出したノートを持ち歩き、息子が習っているプールの待ち時間など、ちょっとした隙間時間に目を通していました。
保育士試験の過去問は、無料で手に入る
保育士試験の過去問題は、全国保育士養成協議会ののホームページで無料公開されています。
私は、こちらから過去問をプリントアウトして活用しました。
まとめ
保育士試験は、9科目一気に合格しなくても、一度合格した科目は3年間免除されますので、コツコツと勉強を続けて全科目合格を目指すこともできます。
すき間時間を利用して、保育士試験に挑戦してみようかなと思った方は、ぜひ参考にしてみてください♪
ateEasyLink –>↓いいねと思った方は、子育て情報のバナーをクリックしてもらえると励みになります
コメント