どうも!言語聴覚士ママのてんです。
イヤイヤ期が始まる頃のお子さん。離乳食はパクパク食べてくれたのに、最近急に食べなくなった!食べムラがひどい!好きな物しか食べない!いろいろ試したけどやっぱり食べない!!!!!
この「子どもがごはんを食べない」悩み。この悩みに対して親が感じるストレスは、育児ストレスランキングTOP3に入ります(てん独自調査)。
だって1日に3回も、これは食べるだろうと出しては拒否され、悪けりゃ作ったおかずをポイッと投げられ(涙)
もうどうすりゃいいのよ。。。
と泣きたくなっているお母さん、お父さん。
まずお伝えしたいのは、
あなたは毎日よく頑張ってる!!!
このページをネットで調べて、どうしたらご飯食べてくれるんだろう。。。と、何かできることはないか探してらっしゃるんですよね。
ご飯をしっかり食べて大きく元気に成長してほしい!という親心が、その行動に詰まっています。
そして悲しいかなその気持ちは1~2歳児には伝わらず。。。そのストレスったら、言葉では表現し難い無力感ですよね。
そこで今回は、言語聴覚士の資格を持つてんが「子どもがご飯を食べない」現象がなぜ起こるかを解説します!
そうゆうことだったのか!!!と目から鱗となりますよ。
正直に言うと、すぐに子どもがモリモリご飯を食べてくれるようになる魔法の解決法はありません。この時期は、親の忍耐力が試されていると言っても過言ではないのです。
そして、解決法として一つ言えるのは「時が(ある程度)解決してくれる!!」。これは本当です。今、食べてくれない我が子に悩んでいるお母さん・お父さん、決して自分を責めないでくださいね!
後半で、私の息子がイヤイヤ期全盛期で食べムラが激しかったときに何度も救われた、とってもおすすめのサイトもご紹介しますので、是非参考にしてください♪
1歳半頃から、ご飯を食べない。なぜ?
偏食は1歳半から2歳近くなると急増し、なんと50%もの幼児にみられるようになります。従来は「好き嫌い」「わがまま」と言われがちな問題でしたが、これは誤り。ちゃんと理由があります。
人は雑食性の動物で、バラエティに富んだものが食べられる生物です。そして赤ちゃんも授乳期が終わる頃、1歳半くらいになると歩行も安定し、自分の意志で動けるようになり世界が広がりますよね。
そうすると、自然界の中では自分で食べ物を獲得できるようになったということ。だからといって、何でも口に入れて食べてしまっては生物として命の危険がありますよね。公園に生えているキノコを採って食べてしまうと、悪けりゃ死んでしまうかもしれません。
そう、生物として未知の食べ物に対して恐怖を持ち、自分の身を守っているのです。
つまり、本能!!!
生物として成長した証でもあります。
いやー!食べたくないー!と言う我が子。その背景にこんな理由があったのかと思うと目から鱗ですよね。
ごはん・野菜を食べるようになるために試す価値のあること
今、ご飯を食べなくなったお子さん。おそらくその時期はまだしばらく続きます。
本能なんだからしょうがないか!と、好んで食べる物だけ出していると、実は、、、その食べない時期をさらに長くしてしまいます(涙)
できることなら、最短で過ぎ去ってほしいイヤイヤ期と偏食。その対策として、試す価値のあることをご紹介します。
嫌いな食べ物でも、ちょくちょくトライ。
子どもが嫌いな物で食べないと分かっていても、ちょくちょく食卓に出すことは重要です。
お皿の端っこに追いやられている人参。ほうれん草。見向きもされていなくても、決して「人参食べなさい!」とか「人参を食べたら(好きな)白米食べてもいいよ!」なんてことは言わないでください。
ただ、出す。子どもが好きな物だけ食べる様子を怒った顔で見たりせず、なるだけ笑顔で。
そして残った野菜を「これ美味しいのにな~、じゃあ食べちゃお♪」と親が美味しそうに食べる様子を見せてあげてください。1度や2度ではなく、10回か20回くらい。
子どもがしめたとばかりに、嫌いな食べ物を親の口に運んでくるようになってしまったら、なかなかのやり手(笑)親も同じメニューをお皿に並べて、お母さんもあるからいいのよとお断りしてみましょうか(笑)
いつの日か、少しだけでも食べたら。たくさんたくさん褒めてくださいね。
子どもの望ましい行動を褒めれば、子どもは自分のしていることが親を喜ばせていると理解し、その褒める行為はご褒美の役割を果たします。これを心理学で「正の強化」と言います。
たくさん褒めてあげてください。
イヤイヤ期にご飯を食べない対策!野菜かくしの術
未知の食べ物に対する警戒。中には感覚が人一倍過敏で、警戒感が強いお子さんもいます。
例えばコロッケは、衣の食感が口の中を針で刺されているようで痛くて食べられないとか、赤くて丸いイチゴは表面にある無数の種が気持ち悪いとか。または色で判断するお子さんもいます。色が混ざるのが嫌、緑の食べ物が嫌などなど。
レトルトばかり食べるというお子さんは、味が変わらないことに安心感を覚えているかもしれません。手作りしたものはどうしても味に変化が出ますが、レトルトはいつ食べてもいつものあの味。これは安全。と思っているんですね。
いろんな子ども、いろんな子どもの感じ方がある中で親ができること。
野菜を隠す。忍ばせる。バレなきゃオッケー!親の勝利!!ということで、てん直伝の野菜かくしの術とその他の対応策を次にご紹介します。
人参・えのきを隠せるオムライス
ケチャップライスの「赤」という色に頼ったメニューです。色で好き嫌いを判断するお子さんや人参、エノキが嫌いなお子さんに一度試してみてください。
白米しか食べないお子さんに
いらっしゃいますよ。白米LOVEなお子さん。親御さんはなかなか苦戦しますよね。
もしかしたら、色が混ざるのが嫌という可能性があります。そこで試してほしい食材は、
白米に色が混ざるのは嫌。でも柔らかいしらすなら白米に混ぜても食べれるというお子さんがいます。また、ふりかけはNGだけど、白すりごまならOKだったり。色が大事だったパターンですね。
こちらも、まだ試していなかったら是非一度試してみてください。白米だけより、少しでも栄養をプラスできたら嬉しいですよね。
ホットケーキには、かぼちゃペーストを入れよう
色がさほど変わらないので、バレにくいです。
下のような、野菜フレークは常備しているととっても便利!北海道産野菜をゆでて裏ごしし、乾燥させたもので、水を混ぜるだけでペーストができます♪もちろん、無添加・無着色!遺伝子組換えの原料等は一切使っておりません。
野菜ジュースさん、助けて!
野菜ジュースに助けを求めましょう。
野菜ジュースでお馴染みカゴメの野菜ジュース。こちらは1パック100mlなので、お子さんが飲むのにピッタリのサイズです♪
また最近では、子どもが大好きなアイス「パピコ」で野菜が入っている「パピべジ」が発売されています! 1袋(2本)で1日不足分※の野菜62g相当が摂れ、23種の野菜&フルーツを使用しています。にんじんとりんごをベースとした、爽やかでフルーティーな味わいで、適度な甘みもあり野菜が苦手な方でもデザート感覚でおいしく食べれます。 (※1日不足分=①摂取目標量-②平均摂取量 ①厚生労働省「健康日本21」より ②平成29年国民健康・栄養調査より (20歳以上の場合))
キウイ×グリーン味もあります。こちらは24種の野菜&フルーツを使用。 キウイのフルーティーな味わいをベースにしつつ、自然な野菜のおいしさがしっかり感じられます。あとくち爽やかでエグミもなく、野菜が苦手な方でもデザート感覚でおいしく食べれます!
栄養を補える!フォローアップミルクに頼ろう
心強い味方、フォローアップミルク。私は息子が2歳になる手前ぐらいまでフォローアップミルクをおやつにあげていました。食べムラもひどく栄養バランスに不安があったのですが、フォローアップミルクを飲んでいれば大丈夫だろう♪と、私の気持ちを軽くしてくれる心強い存在でした。
フォローアップミルクの対象月齢は、満 9ヶ月頃から3歳頃まで 。お子さまの栄養が気になる方に、と書かれているのを見て、はいはい!気になります!!と心の声が出ちゃいました(笑)
離乳食では不足しがちなカルシウム、牛乳では摂りにくい鉄、DHA等をバランスよく補えます。
偏食に悩む親の心を支えてくれるサイト
まーじーで、もしこのサイトをまだご存知なかったら今から覗いてみてください!Twitterに#食べない子をお持ちの皆様うちの子のメニューを聞いて気を楽にしてくださいというタグがあります。何でこんなに食べないのかと落ち込んだ時は、是非!!
悩んでるのは私だけじゃないんだぁ。
と、めちゃくちゃ励まされます。
まとめ
1歳~2歳児さんで、急にごはんを食べなくなったのにはちゃんと生物的な理由があること。決してお母さん・お父さんのせいではないこと。いつか、いつか少しずつでも食べてくれるその日まで戦いは続きますが「時が解決してくれる!」それを祈って、お互い頑張りましょう!!
食事は楽しくなくっちゃ!!!
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