子どもがなかなか靴下を履けるようにならない、とお悩みの方は多いですよね。
我が家の息子も、なかなか履けるようにならず本格的に自分で履けるようにならなくっちゃ!となったのは幼稚園入園前のころ。
今までつい親が履かせてしまっていたのを反省しました。
さぁ、履いてごらん!と突然言っても上手くできるわけもなく、色々と試行錯誤を重ねた経験があります。
そこでこの記事では、子どもが自分で靴下を履けるようになる練習をするために、確認しておきたい動作やポイント、うちの息子はこの靴下のおかげで履けるようになった!という、おすすめの靴下もご紹介します。
後半では、とても参考になるおすすめの本を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
↓この記事を書いたのは、こんな人
言葉を育むお手伝いをする言語聴覚士。「てんとう虫の子育てブログ」で、おうち学習に役立つ教材やおもちゃを紹介しています。
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靴下を履く練習をする前に、確認しておきたい動作と練習
はじめは、靴下を脱ぐ・履く動作の「最後の動作」から始めてみることをおすすめします。靴下をかかとまで外してあげて、後は子どもに引っ張らせる。履くときは、指先に靴下をかぶせた状態から子どもに引っ張り上げてもらう。
日常の中で、まずはここから挑戦してみて、お子さんのやる気を刺激しましょう♪
そして、次に。靴下を一人で履くための大切なポイントは、履くときの姿勢です。以下のような姿勢ができるか、チェックしましょう。
体操座りができますか?
膝を立てて座る体操座り。この姿勢が取れることが、靴下を自分で履けるようになる基本となります。まずは、できるかどうかチェックしてみてください。
まだ安定しないようなら、靴下を一人で履く練習はもう少し待ってあげてくださいね。
片膝を立てて、もう一方の足は倒した姿勢がとれますか?
体操座りができたら、下記写真のように片方の足を横に倒してみてください。それでも、バランスを崩さずに座っていられますか?
この姿勢は、自分で靴下を履くときにとる姿勢です。
ジップロックなどの袋を両手で広げられますか?
袋の開け口を両手で引っ張って開ける動作。
この動作は、靴下の履き口を自分で広げる動作になります。
靴下の履き口を上手く広げられない場合は、ジップロックを開けてもらう練習や、シュシュなどのゴムを両手の親指にかけて、ぐいぐい引っ張る練習をしてみると良いでしょう。
靴下を自分で履く練習になる手作りおもちゃ
靴下の履き口を広げる動作の練習になる、簡単な手作りおもちゃを紹介します。
材料はダイソーで購入したお皿立てと、輪ゴム(ヘアゴムでもOK)
輪ゴムを親指で伸ばして、棒に引っかけていくとゆうシンプルなおもちゃですが、子どもは熱中してくれますよ♪
次に、履きやすい靴下を選ぶのも大切なポイントです。
子どもが自分で履きやすい靴下を選ぶ
靴下の模様で動物の顔などがついていると、靴下の向きが一目でわかるのでおすすめです。私の息子が、この靴下のおかげで一人で履けるようになった!!という靴下はこちら!
見ての通り、かなり使い込んだ感が出ていますが(笑)、この靴下にはとってもお世話になりました。
購入したのは西松屋。この靴下は顔がついているので向きが分かりやすい上に、持つところも分かりやすいので本当におすすめです!楽天やAmazonで似た靴下がありましたので、参考にしてみてください。
靴下の締め付け感や素材に注意
お子さんによっては、靴下の締め付け感が嫌だったり、刺繡の裏側(肌にあたる部分)がぼこぼこしてて嫌だと感じるお子さんんもいます。
なにが嫌なポイントなのか子どもに聞きつつ、合う靴下を探してみましょう。
締め付け感のない靴下や、刺繍など大きな模様は無くても、かかとだけ色が違うと靴下の向きが分かりやすくなります。
子どもがひとりで履きやすい靴下のたたみ方
たたみ方にもポイントがあります。
子どもが履きやすいように、普段から下記画像のようにかかとを下にしてたたんでみてください。そうすると、子どもが迷うことなくすっと履けます。
生活動作の教え方について、おすすめの本
今回は靴下のお話でしたが、子どもが1人で服を着れるようにだったり、お箸やはさみなど様々な生活動作で、どうやって教えてあげたらいいだろう?と悩むことがありますよね。
そんな時、私が参考にしているのはこちらの本です↓
この本は、作業療法士が書いた本で、子どもの生活動作について、チェックするポイントやその動作を練習するために必要な基本動作がとっても分かりやすく書かれています。
私も、息子を育てる中で、どう教えてあげたらいいんだろう?と思ったときに、
必ず見返す一冊です(^^♪
まとめ
ついこの間まで寝ているだけの赤ちゃんだった子どもが、
自分で靴下を履くようになるなんて、本当にすごい成長です。
そして、その成長には、今回お話ししたような沢山の基本動作が「できる」ようになった上で、靴下が履けるようになっています。
「靴下が履けた」
この一つの成長は、その姿勢をとれるようになった体の成長であったり、指先を上手く使えるようになった成長など沢山の成長の賜物なのですから、一人で履けるようになったときには、
子どもをたくさんたくさん褒めてあげてくださいね!
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